実践性ボルダリング試論

理論派脳筋在宅系クライマーのタワゴト

【シューズレビュー】2足目:Sportiva ソリューションリブート

はい。マイ・シューズ遍歴2足目にして挑戦しました。ソリューション。

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旧モデルは野口啓代選手の愛用シューズと知られ、ニューモデルとなった今もハイアングル、ドラゴ、フューチュラ、VSRと並び、いやそれらを抑え、言い訳が許されない強者の代名詞となっているシューズです。

 

そしておれはサイズ選びを決定的に間違えました

ていうか、よく分かってしませんでした。

 

まず、おれの足のスペックは以下の通り。

  • サイズ:23.7cm
  • ワイズ:標準~気持ち狭め
  • かかと:若干低め
  • 足の甲:若干高め
  • 足の型:ギリシャ

 

足型除けば基本的に日本人的な足だと思います。この間カラファテで初めて測ってもらいました。スポルティバでいうとメーカー推奨サイズはEU3636ハーフ。

そしておれが買ったソリューションのサイズはといえばEU39ハーフ。

もう、今にして思えばアホじゃねーか! としか言いようがないですね……

 

言い訳するとソリューションを買う前に旧5.10の在庫処分セールでハイアングルを試着もせずにネットで買って激痛に苛まれ結局一度も実戦投入できなかったこと、骨折明けでテンションがおかしくなっていたこと、初めてのダウントゥで失敗したくなかったこと、何よりクライミングシューズのサイズ感がまっっったく分かっていなかったこと、いろんな理由があると思います。

 

初シューズであるEU39のフィナーレでも初めのころは多少足が痛くなって、「これがクライミングシューズか!」なんて思ったものですが、全然入り口にも立てていない状態でした。

んで日和に日和った結果、頭バグってんじゃねーかってくらいの、普通とは真逆のサイズ選びの失敗をしたわけです。

 

てわけでおれにソリューションのレビューはできません

できるのは「素人がイキって日和ってソリューションを買ったらこうなった! 頼むからみんなはおれと同じ過ちを犯さないでくれ!」という切なる祈りを捧げるくらいなもんです。

 

(一応)レビュー

相変わらず前置きが長いブログでスミマセン。

まぁ、せっかくなんで、強者のレビューはたくさんネットに転がっているので、素人がサイズ甘々なソリューションを履いての感想なんかをダラダラ述べてみたいと思います。

 

エッジングとか掻き込みとか

サイズ合ってないとか散々書きましたが、それでも買ったその日に、急傾斜でのソリューションはすげぇって思いました。荻パンの急傾斜(Rocklands正面)の4級で、それまで足が切れてピンチで剥がされちゃったところが、ソリューション買ったその日に足が残って完登できたんですから。

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ソリューションの一番の特徴といえば鷲の嘴みたいなトゥですよね。素人ながらに感心したのがこの傾斜での足の切れなさが、ダウントゥと厚めのトゥラバーだけによって実現されているのではなく、アッパーやストラップの角度、場所によって効率的に力が伝達されるよう考慮されているという点でした。

よく「ソリューションはオートマ」なんて言いますが、その一端をうかがい知ることはできたかもしれない。

もちろんエッジには乗れるんですが、いかんせんコレばっかりはサイズが合ってなくてな……まともに評価できねぇや……

 

スメア

スメアも悪くないです。厚めのトゥですがソールはビブラムのXS Grip2なのでフリクション、柔軟性ともに問題なし。むしろおれの場合サイズが大きめなのでシューズのクリアランスが大きく、柔らかさのポテンシャルが際立ったかも。

もちろんトゥはアーチを描いて深くなっているのでボテに足を平置きするような場面では、マーヴェリンクとかには敵いません。あとは壁に対して正面からシューズを押し付けたり(まぶし壁の垂壁でよくやらされるキャンパ的なムーブ)、ホールドがないところにステミングするのとかはちょっと厳しいかも。多少柔らかく仕上がってはいるものの、シャンクなんか剛性も重視していると思われますので。まぁこの辺はシューズのコンセプトの違いでしかないですけどね。

 

ヒール

独特です。合う人、合わない人、おれの周りでもハッキリ別れてます。

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ある意味ソリューションの中で一番特徴的なパーツなんじゃあないかってくらい。ソリューションのヒールは一体形成のカップなのですが、この剛性が非常に高い。触るとツルツルするわりに案外ボテにもジブスにも掛かってくれる。てわけで、結構適当にかけても勝手に点で保持してくれます。これもオートマの所以かもしれない。

ただそれは甘いヒールの話。手にヒーして、壁から重心を離せない、体重の80%は片方のヒールに掛かってジリジリと次の手を伸ばさなければならない……なんてシビアな場面ではサイズ選びをミスったことを本当に後悔させられます。

剛性があるってことはヒールカップと踵の隙間が埋まりづらいってこと。それはパワーがヒールに、ホールドに正しく伝達しないってことです。体重を掛けようにもかからない、グラグラと揺れてホールドからすっぽ抜ける……ソリューションを悪くいうつもりは一切ありませんが、何度コレで完登を逃したか。

てわけで、ソリューションを買うなら、つま先よりまずヒールが合うかを確かめるべきだと思います。

 

そのほか

サイズ甘いんで足入れは問題ないです。多分ラスト(木型)的にも極端にワイズが狭く仕上がっているとかはないんじゃないかな。

ただやっぱりストラップは不安。そんなに回数は履いてないのですが、金具に当たるところは結構ボロボロになってきたり……(写真で分かるかな)。リペア対応してくれるショップも少ないんですよね。

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ただこれも、サイズ余るから無理やり強く締めていたことの弊害かもしれないから何とも言えないんですけど。

 

総括・2足目のシューズとしてのソリューション

総括っても性能全然発揮できてないんで言うこと・言えることはないんですが、ボルダリング経験が1年もなくて、2足目にソリューションを検討している人は少し注意した方が良いです。

ポテンシャル的にはやっぱりものすごいシューズだと思います。ただそのスペックを活かすには正しいサイズ選びが不可欠で、このサイズ選びも案外難しいんですよね。特にソリューションはヒールが独特なんのでヒールで合わせる必要があると思うし、個々の足型もあるから「ヒールがピッタリくるサイズだけどつま先はどうか? そのサイズ感を許容できるのか? そのサイズでパフォーマンスが発揮できるのか?(できなさそうなら別のシューズを検討した方が良いかもしれない)」っていう自問自答が不可欠なんだと思います。

この感覚、感性、そして想像力がシューズ選びにはきっと凄く大事で、まーおれもじゅうぶんに理解できてもないんで偉そうなことは言えないんですけど、ともかくそんな感じ。

いずれにしても、2足目のシューズを買うときはしっかり専門のショップで自分の足のサイズを測って、メーカーの推奨サイズと見比べて、っていう一つの基準から検討をした方が良いのは間違いありません。おれの場合それが4足目になってからでしたから、随分遠回りをしたもんだ……

 

はい。なんかソリューションのレビューっていう出発点から随分着地点がズレた気がしますが。脱ビギナーを目指す人(おれもその一人なんだけど)の参考に、少しでもなれば幸いです。

それじゃーまた。

 

【シューズレビュー】1足目:Sportiva フィナーレVS

マイ・シューズ遍歴その1。

おれが初めて買ったクライミングシューズで、Sportivaのエントリーシューズです。

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が、あんまり見かけることは無い靴ですよね。

おれ結構ジムでも人のシューズ見ちゃうタイプで、っていうかぶっちゃけ顔より靴で人のこと覚えるくらいなんですけど、フィナーレ履いているクライマー、5人も見たことないかも。マッドロックのレモラの方が見かけた回数は多い気がする……。

 

そもそもスポルティバってあんまりエントリーシューズに強くないというか、力入れてない気がせんでもない。

旧5.10なら安定のモカシム、定番のローグ。スカルパにはフォースがあって、最近じゃブトラのニート履いてる人も増えた気がするよ。

ちょこっとジャンルは違うかもだけど、ジムのレンタルシューズも5.10かイボルブのレンタル用のモデルをよく見かけるしね。

 

その点スポルティバでいうと、タランチュラはうーんとまぁ、ノーコメントだし、フィナーレはエントリーとしては価格高めだし……。

 

ってこう書くとなんだかスポルティバDisってるようだけど、おれ持ってるシューズ全部スポルティバですからね。

スポルティバからスポンサー受けてるっつーか、もはやおれがスポルティバのスポンサー。はい。ただの愛好者です。

 

前置きが長くなりました。一応こっからレビューです。

まず、この靴の特徴はというと……分かりません。以上! フィナーレのレビューでした!! もうレビューなんかやめちまえ!! はい! やめます!!!

 

取り乱しました。

えっとね、特徴がないっつーか、ポジティブに言えば基本的にそんなに不可がないシューズだと思います。コイツは。

そりゃ足りないところはありますよ。ソリューションの掻き込みにも、マーヴェリンクのボテのりにも、VSRのヒールにもドラゴのトゥにも到底及びません。

ただそれは各シューズのストロングポイントとの比較であって、決してフィナーレの性能が平均に満たないものだとは思いません。

それがどういうことかと言えば、そう、コイツは割と長く付き合っていけるエントリーシューズなんです。

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実際おれはボルダリング初めて3ヶ月くらいでフィナーレを買いましたが、週3ペースでジムに行って8ヶ月は使い続けました。もちろん他のシューズを知らなかったってのはあるけど、特に不満を感じることもありませんでした。

あっそう考えるとなかなか丈夫なシューズでもあるのかも知れません。

 

ただ逆を言うと、ガチエントリーのシューズではないかもな。

特徴がないとかさっきは言いましたが、フィナーレはエントリーシューズとしてはソールが薄めです。その分足裏感覚は良いんですけど、ガチの初心者って土踏まずでホールド踏むじゃないですか、コイツでそれやると結構痛いです。

だからジムで5〜6級くらいを何本か落として、多少インサイドで踏めるようになった時にコレを買うくらいだとちょうど良いかも知れませんね。

シャンクはおそらくトゥから拇指のあたりにかけて馬蹄状のもの(かなり固め!)が仕込まれていて、エッジングは厳しくとも小さめのホールドに対してもしっかりサポートしてくれます。

 

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ソールはビブラムのXS Edgeなので剛性もあります。

そのぶんスメアは苦手ですが。

よくマイシューズはスメアのしやすさに驚くと言いますが、おれはそれ以上に傾斜での足のサポート感動しました。そっからルーフばっかやりまくって、パワー系に目覚めるのはまた別の物語。

 

話が逸れました。

もう少し褒めておくと、ワイズも結構広めなので日本人の足型にも合っていると思いますし、甲のレザーも伸びは良いので甲高の人でも問題ないです。何よりベルクロの調節が優秀。

やっぱね、初めてのシューズ買う人は攻めすぎないで、ジャストサイズ買って、ベルクロで甲を調節するくらいで良いと思います。

 

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ちなみにヒールはおれからすると多少深めなのですが、ラバーがあまり回り込んでおらずスエードレザーがクッションの役割を果たしてくれるのでストレスも少ないです。

 

 

てわけで総じて日本人の足に合っているシューズだとは思いますね。

 

こっからステップアップしたいって人はマーヴェリンクとかコブラあたりを買うと良いと思います。間違ってもおれみたいにいきなりソリューションは買うなよ! 約束だぞ! ちなみにコレはソリューションをけなしているのではなく、ソリューションのパフォーマンスを最大限に発揮するサイズ選びには試行錯誤の経験が必要だと思っているから言うことです。まぁ、この話はまたいずれ。

 

毎度長い記事ですみません。

なんとなく書きたいことを書きたいように書きましたが、エントリーシューズのレビューもなかなか見るひといませんよね。そもそもカラファテやパンプのスタッフさんと相談した方が絶対に良いし。

まぁフィナーレのレビューなんてほとんど見たことがないので、書けただけでおれは満足です。そしてもしアナタのシューズ選びの一助とでもなれば、もっと幸いです。では。

2019.07.09 ランナウトにて

月パスが切れたのと、来週からは9月末まで荻パンに通い詰める予定なので、ボル検前最後のランナウトでした(たぶん)。

 

思えばふとボルダリングやってみてぇなぁって軽い気持ちで来たジムがここで、その後45ヶ月くらい空いたのちふいに再訪、そっから本格的におれのボルダリング史が幕を開けたのです。そんな大したもんじゃねーけど。

 

初めて来たときは黄色テープ(たぶん67級くらいのやつ)3本くらいしか登れなかったのですが、4ヶ月くらいかけて黄色テープ制覇して、でも赤テープにはまるっきり歯が立たず、数ヶ月かけてようやく倒せる赤が出てきたと思ったらまさかの足首骨折(ほかのジムでだけどね)、2ヶ月の静養から復帰し(その間懸垂とかしまくってたけど)、登れなかった登りたかったフラストレーションをぶつけまくったのもココでした。

そっからキャンパにハマって月パスも買ったしダブルダイノも止められるようになったしチラホラ緑テープ(12級?)も出来るようになって……ってメチャクチャ世話になってるな。すげー鍛えてもらってるじゃん! おれ!

 

なんだかボルダリング自分史振り返ってるみたいですが、たぶん100回近くは来てるもんなー。ここ。そうなるのも仕方ないわ。

 

ちなみにランナウトのボルダーエリアは1階と2階に分かれてるのですが、おれは専ら2階の住人でした。なんとなく1階は猛者が集まるイメージ。

ちなみに2階はこんな感じ。レストスペースはちょっと狭目だけど、10人くらいは入れるかなー。壁の高さも実に標準的。

https://www.instagram.com/p/Bym6tUJDe6-/

 

 

課題は独特ってほどでもないけど特徴はあるような気がしていて、「まぁまぁ悪いホールドになかなか悪いスタンスで踏ませて、耐えろ! 手ェ伸ばせ!」ってなぐあい。合ってるか自信ないけど。

ロッキーの「ガバだ! ぶっ飛べ!」とかパンプの「足ねェぞ! 悪いぞ!」って感じとは全然ちがう。ちょい外岩意識してんのかな? あっでもカチよりスローパーの方が多いな。

多少慣れてくるとフィジカルやリーチでぶっ壊せなくもないんだけど、グレードが上がればそれだけじゃ当然足りなくなってきて、登り込めば必然的に細やかなテクニックも身に付く気がします。よく出来てんなー。

老舗のジムだしリードのイメージが強いクライマー諸兄もいらっしゃるかと存じますが、ボルダーもたいへん良いですよ。

ただ秋パンや品ロキみたいな「ボルダリングのテーマパーク!」って感じでもないので、一回きりの遠征先というよりかは、「通って強くなる!」系のジムだと思います。

 

ちなみに今のセットでおれが一番好きな課題はこれ。緑テープ5番。

https://www.instagram.com/p/BzSwDhljKxr/

ココでまさかのコーディネーション。撮影角度のせいで伝わらないと思うんですけど、垂壁のコーデで重心がちょっとでも壁から離れちゃうと初手のスローパーダブルダイノが絶対に取れないので、なかなか繊細な横っ飛びが要求されます。

そして何より恐怖核心。

ランナウトじゃわりと異色な課題なのであんまり人気ないんですけど、大好きなんですよ。コレ。

 

あとは赤18番もサイコーだなー12番のヒール決まったときは嬉しかったなーとか、トライした数が違うから思い出もダンチなのです……

 

やっぱ書き出すと止まらないな……ホント世話になったし……常連さんみんな良いひとで、せっかく仲良くなれたのに……ってヤベー超離れがたくなってきた。

 

あ、あとそういえば今日、珍しく(失礼)新社会人とかなのかな、そんな感じのキラキラした若人7、8人くらいがスゲー楽しそうに登ってたんですけど、アップで楽めな赤テープ登ったら後ろからめっちゃキャーキャー声が聞こえるんですよ。

「えっすごい簡単んそうに登ってるー!」「あのホールド足じゃなかったの?!」「おれゼッテーあんなに足上がらないわ!!」

あ、やばい、これめっちゃ気持ちいいボルダリングしてて拍手受けたの初めてでしたよ。癖になりそう。あー、月パス継続しようかな

 

モカク。素人から見たら、ちょっとはクライマーぽくなってきたのかなぁ。おれも。そうだとすれば、本当にこのジムのお陰ですね。

なんか今生の別れみたいになってるけど、三ヶ月後、もっと強くなって帰ってきます。待ってろよー!

【ボル検受験記】逆算と打破【その4】

この日記を書いている時点でボル検本番まで残り72日、2ヶ月半切っているんですね。

ふと不安になるのが、2ヶ月半前のおれといまのおれ、どんだけ強くなっているのか? その成長の度合いが続くとして、当日までにおれは合格水準に達するのか? ってところなんですよね。

 

2ヶ月半前のおれ

2ヶ月半前っていうと、えーと、420日くらいですか。そのころのおれのRPはというと、

  • ランナウト:赤テープ(34級)6
  • ロッキー:21
  • パンプ:31

本当はフラッシュの統計なんかも欲しいところなんですけど、そこまではログ取っていませんでした。これからは取ろうという決意とともにサテロキの便利さを思い知る……

 

 

いまのおれ

で、本日現在のおれはというと、

  • ランナウト:赤テープ(34級)18本、緑テープ(12級)3
  • ロッキー:211
  • パンプ:34

んー。多少は伸びてはいるのかなァ。ランナウトの伸びがいいのはただの月パス効果。ただ赤テープ全完登は未だ出来ず。ロッキー、パンプはここ2ヶ月半の間あんまり行けてなかったのは差し引いても、RPグレード更新があまりないのが気がかりですね。この間に1級ひとつ登れたけどゲロ甘+相性良すぎのランジ課題だからノーカン。

 

逆算の結果

正直ね、直近二ヶ月半の成長線から逆算すると、合格できるといえば、かかなり怪しい。

ボテをゴリゴリ登るような脳筋フィジカル系は完登固い。指が治ればポッケは得意だし、ランジやコーディネーションはおれの獲物よ。これでコンディションさえ整えば3本はイケるね。

……はい。運の要素ありすぎじゃないですか。

イケるとか偉そうに言ってますが、ボテ課題で無駄にアテンプト重ねて疲弊した結果ランジ飛び出す体力もコーデ止める保持力も残っていない挙句スラブと急傾斜に至っては可能性さえ感じられぬまま大敗を喫するおれの姿が……見える! 容易に見えてしまう!

模試で言えばかなりE寄りのD判定ってところでしょうか……。

いずれにしても二ヶ月半前と二ヶ月半後、いまという現在地が中間地点じゃいけないんですよね。

 

で、自分としてはやるべきことは決まってる。

  • 基本ムーブの徹底
  • スラブ、急傾斜(特にカチ)の強化
  • 適切なトライ姿勢の醸成

 

前の日記を書いてからもアレコレ思案に暮れているのですが、努力の方向性としてはそう間違ってもなさそう。

あとは近代的インドアボルダリング 課題への順応とかもあるけど、これは打ち込むジム次第だね。

 

にしてもまだまだふんわりとしてますな。この辺り、ボル検当日までの中間目標に具体化しなきゃ。

以上!!

【ボル検受験記】2019.07.07 品ロキにて【その3】

今日は品ロキで遊んできました。

ロッキーが830分開店の営業形態になってから初めて行きましたけど、11時くらいまではかなり空いてて、いや、いいっすね。これ。

そのぶんピークタイムは多少早まってるのかな? 駐車場狙うなら早起きした方がいいかも。

 

成果

成果は3時間いて23……まだまだだなー!

倒せたダブルダイノ。

 

https://www.instagram.com/p/BzmaL3OD8jn/

ダイノ後は楽チンだけど、ただ止めるのに5アテンプトくらい使ってるんですよね。おれダイノ、コーデ課題が本当に好きなんですけど、好きだけにフラッシュできるようになりたい。

アッあとゴール前の辺りも腰落ちちゃってるな……足で踏めてねー……ダメだなー……

 

思ったこと

やっぱね、傾斜カチ課題ダメでした。右手薬指の負傷ナシにしてもね、出来るか分かんない。手が出ないんですよ。手が。「引いて固める」ができてないんですね。

 

あとルーフも惜しかったんですけど、こういう後悔も無くしたい。

そう、いわゆる「宿題」、宿題が多いんですよ、おれ。トライ一回の集中力だけじゃなく、10分、いや5分は集中維持して、その間でコツつかむ……もちろんずっと気合い入れっぱはしんどいので、集中力のマネジメントをすべきでしょうか。まぁ一足飛びにできることじゃあないし、まずは一回一回のジム通いで、後悔なく帰れるようにならなきゃ。

 

 

今日もせめて成果欲しいから得意系の課題ばっかり挑んじゃったんですけど、これも本当は良くないっすよね。

元々RPGじゃバランス型よりピーキーなキャラつくるタイプなので性格っちゃ性格なんですけど、得意系の課題から登れる1級を増やしていこうと思っていましたが、そうじゃなくて、「登れない2級」を減らす努力が必要。鎖の弱い部分から鍛えていく的なね。

 

そうなるとホームジムが要りますね。そしてたまに遠征行くにしても、意識的に集中のマネジメントに気を払う。

 

また雑多な言い分を撒き散らしましたが、とりあえず明後日ランナウト。引いて! 固める!

【ボル検受験記】相対化を巡る議論 または悪癖の病質【その2】

前回の日記の通り、おれはボル検3級合格を目指していて、ドッグ調布に残された遺産課題にボコボコにされて来ました。

 

こいつはヤベーってことで9月末のフィッシュアンドバードの回に間にあわせるべくアレコレ考えて、実践していかなきゃ行けないのですが、じゃあなんでおれはかくも無残に無情にボコられたか? を考えなきゃいけません。

 

原因究明

コンディション

ハイ言い訳から始まったー。

いやね、一応、本当に、数週間前に足が切れる2フィンガーポッケの課題で右手薬指軽く痛めておりまして。パキってはないので軽く登るぶんには問題ないんですけど、ポッケ、ピンチ、3フィンガー以下のカチが結構キツイ。

時間を置けば感覚も良くなるんですが、良くなったら良くなったでまた無茶して悪化して……の繰り返しで今に至ります。あーもう、言い訳できないバカさ加減ですが、最近月15回は登っているので、たぶん頻度、少なくともトライする課題も見直さなきゃですね。

 

テクニックとかフィジカルとか

敗因を各論化します。全敗は全敗なので「全てが足りない」のは事実なのですが、その中でもバラせた課題と「こりゃダメだ」って課題が混在していました。

後者はもう明確で、バランシーなスラブと、ガバカチが連続する急傾斜。漠然と苦手意識があったジャンルがいよいよハッキリしたという結果です。全完登目指すならこの辺りを意識的に強化しなければなりません。

もう少し掘り下げてみます。スラブでは次手に体重を移すときに剥がされてしまった。強傾斜はガバカチへのデッドが保持れない。

こう書くとバランス感覚と保持力の不足、ってと思えるんですけど、自分で撮った動画を見ると、どっちも共通して重心が壁から離れちゃってるんですよね。居合わせた猛者たちと比べるとまさに歴然とした差異が見受けられたんです。

コレ、めちゃくちゃ基本的な事柄じゃないですか。で、たとえば他のジムでなんて事なく出来ている課題でも、動画で見返してみると、この基本が出来ていないんですよ……

一応ね、RPグレードが同程度のクライマーの中ではフィジカルに関してはかろうじて自分の強みになっているとは思うんですけど、それにものを言わせた挙句、基本が疎かになっていたというシンプルな帰結でしょうか。かといって全てをねじ伏せられるフィジカルがあるかといえばNOだし。悪い癖が付いちゃったな……

弱点が顕在化した……てより、いままで割と目を背けてきた事柄に向き合わざるを得なくなったワケですなァ。

 

トライに対する姿勢

今度は課題への向き合い方、限られた時間、体力で如何にトライするかというちょっと観念的な話です。

観念的ではありますが、コレ、おれの一番の弱点だとハッキリ気付かされました。

ぶっちゃけ、明日にでもドッグ行けば33本落とせる自信はあります。でも本番はそんなこと言ってられないじゃないですか。1時間という限られた時間、トライ回数の中でいかに早くコツをつかめるか……それっぽい言葉で言えば最適解を導出できるか。これがおれ、メチャクチャ下手だな~って。

今日バラせた課題だって初手に10アテンプトくらい使ってるし、そのあと、スタンスが悪いマッチこなすのにも同じくらいかかってますからね。そりゃそんだけ打てばヨレるわ。

んで、結局ムーブはオブザベの段階である程度分かるんですよね。せいぜい3級だから、そんな難解なムーブもないし。

よーするに現場処理能力、そして「デカいボテのどこに、どんな掛け方をすればヒールはかかるのだろうか?」という微視的な自問自答、想像力がおれには欠如しているというのが現時点の結論。

「全部やって確かめればいいだろ!」ってさんみたいな理論はいよいよ通用しない現場に挑まなきゃいけないのですから。

 

じゃあどうするか

おれに足りない部分、わりかし分かりやすい範囲までではありますが、多少は明らかになりました。

整理ができたのなら対策です。

 

コンディショニング

まー、早く指治せってことですね。結局100%でない状態で登攀を重ねても、フルコンディションにおける限界値の向上のための訓練にはなり得ませんから。ちゃんとアイシングして、ストレッチも毎晩やって、毎回がベターな状態でトレーニングに臨めるよう、そんなスタティックな努力が求められます。

 

基本ムーブ

直せと言われて直ったら苦労はしない。こびりついた汚れみたいですよね。こーいった悪癖って。一年以上こんな感じで登ってきたわけですから。

対してはサーキットトレーニングによる地道な訓練しか無いと思っています。荻パンなら4級、それこそ1日で全部登りきれるようになる必要がある。そのためには適宜適切なムーブが不可欠で、おれの弱点もそこに多分に含まれていると思うのです。で、それを1ヶ月くらい繰り返す。ついでにスタミナも付きそうですしね。

あー月パス要るなーこれ。

 

課題への取り組み

これももう、実践の積み重ねしかないのかな。未経験の事柄をいきなりやれ! って言われてすぐに出来るほど器用じゃないのは、ささやかなる我がクライミング史が証明してくれているワケですから。

2ヶ月半ちょいという限られた期間の中で、ロードマップのどこにこの課題を組み込むかは難しいところですが、サーキットとはまた別個に、想像力をフル稼働させる、集中した登りを実践して、そのフィードバックを得るタームが必要となりそうです。

集中力……おれ本当に集中力ないんですよ。とにかくスイッチが入るのが遅い。それが昨日の敗因でもあると思っています。例えば週に一回でも、ジムが空いてそうなタイミングで1時間、全てを賭けるような時間を設ける……とかですかね。てかそうしたスタンスで臨んだらどんな結果になるのかさえ分かってない状況ですから。

 

 

あーあとはもう、近代的インドアボルダリング的課題への順応とか、めちゃくちゃたくさんありますね……スラブ、強傾斜への実際的な対策とか、本当に色々……ヒーコラ! 大変だ!

【ボル検受験記】ボルダリング検定 試登敗退に始まり【その1】

本日、ドッグウッド調布店に行ってまいりました。お目当てはもちろん先週末に行われたボルダリング検定の課題。

おれは9月末のフィッシュ回に3級で参加する予定だったので、カンニング……じゃない、偵察……でもない、模試、そう模試のつもりで会社半休取ってまで行ってきたのです。

 

「いやー3級案外落とせたわーこれ2級ワンチャンあんじゃねー?」とか言えたらなァなんてクソみたいな妄想全開で行ったのですが結果は全敗。え? 全敗? ウソでしょ? って感じでしたがマジでした。

 

ウソみたいだったのはおれの能天気なアタマでした。今朝のおれをブン殴ってやりてぇ……でもまァこの手の妄想、みんなやるでしょ?

いちおー弁明しておくと、普段よく行くジムで言うと宿ロキでは2級、荻パンは3級、ランナウトは赤テープ(3~4級相当)を打っているので、全完登……はムリでも合格水準の3完登くらいはいけんじゃねーかな? って期待もあったわけです。で、このザマですよ。konozama。古い?


流石にショックはショックだったんですけど、帰り道はそれ以上に虚無感が支配的でした。

で、家に帰ったらフツフツと焦りが湧いてきて、こりゃなんとかしないとヤベー! ってことで、こうして文章に起こし始めてみたワケです。ドえらく惨めでマヌケな自分への戒めも含めてですね。ボルダリング検定のフィシュアンドバード回まであと75日。余裕はないけど、何もしないにはちょい長い時間ですね。男児三日会わざれば……的な。

 

ボル検3級全完登合格に向けて、アレコレ、本気で頑張ってみたいと思います。

本稿は、まー、そんなに感じの、アレな日記です。

 

余談すぎますが帰り道、茫然とし過ぎたあまり電車乗り過ごしてヒドイ目にあったので諸々の憂さ晴らしに二郎系ドカ食いしちゃいました。決意よ何処へ。